アラフォー女免許を取る〜序章〜

私はいま所謂アラフォー(41歳)だけど、運転免許を持っていない。これまで「免許持ってない」というと、軽く変人扱いされ、すごく不思議がられて「なんで?」と聞かれるのは日常茶飯事だった。

 

だけど、私からしたら「なんで皆んな免許持ってるの?」なんです。「普通取るっしょ」って言われても、私の「普通」の中には免許取って車に乗るってビジョンがなかった。それだけなんだけど。

 

しかも、車に乗るって恐ろしいじゃないですか。自分が死ぬならともかく、人様を殺める可能性が、ただ歩いてる、自転車乗ってる時よりパーセンテージ急上昇だなんて怖すぎて、車運転する夢はほぼ悪夢ばっかり。

 

・・・なのに

ここにきて急に、アラフォーの私が車の免許を取る話が持ち上がってる。

 

夫婦で今後のことを話し合う中で、私が車の運転できた方が色んな可能性が広がるので、時間のある今取っておくのが良いんじゃないか。年齢的にもこれ以上歳取ると余計しんどくなるんじゃないかと。

 

そりゃそうです。

私も車運転できたらな、って思うこと沢山ありました。あったよ

 

でもな・・・ 

お金勿体無いしとか、もし凄い運転向いてなくて何とか免許取ったはいいけどペーパーになったらアホみたいとか、心がブツブツ言う。もーう、母に話して「いいんじゃない?」と言われた後もずーっとブツブツ言う。

 

なんでだろ。

 

一つには、新しいことやるのって超面倒臭いし怖い。

 

「新しいことやるのってワクワクするー!」って思って常に挑戦して生きていたい。でもその真逆の「現状を、良くもならず悪くもならないレベルで、ずーっとやり続けたい。なるべくココから動きたくない」という、超ザンネンな思いも私の奥底に常に澱んでる。

 

この澱みは気を抜くと生活を人生を侵蝕していく。・・・って運転免許ひとつで大袈裟な。でも、これは本当。「そんな事しない方がいいんじゃないか」って言い訳はとっても正論ぽく、幾らでも思いつく。「やらない方が安全」理論は、賢い危険回避っぽくも思えるから。

 

でも、今回はもう最初から、この話が持ち上がった時から、「そうなる」って分かってた。私さえ決心して動いたら周りはサポートしてくれる案件だと、分かってた。そう。それが分かってるからこそ心の中で最高にゴネました。

 

車運転するなんて、私にとって無縁のことだと思って生きてきたから最高に怖いけど、やる価値はある(こう書きながらも「マジでやるの?もう少し待ったら自動運転が普通になって免許とか無くても乗れるようになるんじゃねー?それまで待てばー?」とか囁くヤツが私の中に居る。ほんとにしつこい)

 

もう、だけど、だから、運転免許取ります

 

運転免許取ったぐらいじゃ人生はなーんにも変わらないかもしれない。

でも、変わるかもしれない

 

免許取れる年齢になって20年以上、「車に乗れない」ということを何とかやり繰りしてきた私にとって、これは結構大きなことには違いない。

 「車乗るの超最高ー!」ってなるのか「やっぱり私には運転ムリ!」ってなるのか

分からないけど。

 

大多数の人がフツーに空気のように?行なっている「自動車教習所に通って免許を取って日常的に車を運転する」ということを、全然フツーに思えないアラフォー女の私が

教習所に通うこと、車を運転することでどんな風に世界が変わるのか。変わらないのか。

 

未知との遭遇すぎるので、これから記録としてココで綴っていこうと思う。

感想ブログを始めようと思ってこのブログ立ち上げたのに、いきなり何となく趣旨が変わってしまってるけど、これも「感想」の一部ということにして、このままいく。

 

あ、ちなみにまだ、教習所の資料請求しただけです。どこに通うかは決めましたが。