【技能教習編2】ーアラフォー女、免許を取るー

アラフォーで免許を取る人にとっての何らかの励ましになればいいと思って教習所日記を綴り始めましたが、今言いたいのは「若いうちに取っておいた方がいいよ」という、私が今までさんざん耳にしたつまらんアドバイスです。はい、ごめんなさい。非常に一理ありまくります。ただ今、超弱気モード。

 

何でかっていうと、新しいことを覚えることが難しくなる、記憶力の衰えとかではなく、この歳でこんなに皆んなが普通にこなしている(ように見える)ことが全く出来ない、というのに直面する【精神面】がキツいからです。

 

運転が下手な人、出来の悪い人、覚えの悪い人は若者にも一定数いるでしょう。でも、免許なくたっていいじゃん!って18歳から20年以上開き直りつつ生きてきてしまった人が、いざ取ろうと思ったら全然出来ないと「私、今まで何やっとったん?」っていう、己の人生全体までを恨み始めてしまう。

 

・・・のですよ、今、現在の私が。「今まで何やってたんだろう、私の人生何なんだろう」なう!

 

近くのカフェで、己の不甲斐なさに震えながらランチを食べていたものですから、サラダのミニトマトを床に落としました。そのぐらいは日常的であるとも言える。ああ、もっと素敵なことに震えたい。

 

技能教習の乗車2回目。何かが上達している感、ゼロ。前回右回りでグルグルしたのを今回は内側の左をグルグルしただけ。なのに。

 

なんだろ、このハンドルともアクセルともブレーキとも仲良くなれない感じ・・・。たまに上手くいくのもまぐれとしか思えないし、実際にまぐれだし。体育の球技の授業を思い出してしまう。ラケットともボールとも友達になれない。

 

ここまで、書いて気づきましたが、私、車と仲良くなりたいと思ってないなー。悪夢を克服するというミッション、って感じ。免許取るって決心してからも車を運転することが基本、悪夢なんだよなぁー。そりゃー車も私に乗られたくないよね。このままだと車と和解できない気がする。

 

 

あと、私の中に微かに「こんなに運転出来なさそうなのに、いざハンドル握ったら予想外に上手い!なんてこともあるかも☆」という期待があったことも認めざるを得ない。そして、今やその期待は木っ端微塵に打ち砕かれたこと、そのカケラを拾ってしっかりお墓を建てないことには現実に向き合えないレベルだということを私自身に伝えておく。現実を見よ!

 

そしてこの期に及んで「効果測定は一発合格でイケるんじゃないか」という期待を捨て切れない。それも早目に打ち砕いて現実的に対処せねば。といいつつ、カフェで無駄にゆっくり休憩中。この時間に効果測定受けりゃいいんだけどね。

 

無理は禁物。アラフォーになるとこの「無理をしない」という技術だけはピカピカに磨かれていきますね。

 

ともあれ、今日はまだ、もう一コマ乗車します。南無。

 

 

ー本日のメモー

・弱気になると車を運転してこなかった自分の人生そのものを否定し始めるので要注意

・ありもしない才能に対する期待は早めに打ち砕くべし