7.14.渋谷クアトロのCHAIのライブに行ってきた!

念願のCHAIのライブに行ってきましたー!

 

私のCHAIとの出会いはspitz草野マサムネさんのラジオ『ロック大陸漫遊記』の中でかかった「N.E.O」という曲。良い〜!と思ってAppleMusicで聴いて、やっぱ良い〜!と思ってYoutubeでこれ↓観た。

  

  

も〜う、衝撃受けちゃって!音から何となく想像してたビジュアルを良い意味で完全に裏切ってくれて、既存のガールズバンドっぽさをぶっ壊した上でめちゃめちゃキュートでかっこいい姿に完全にノックアウト!絶対にライブ観にいくと心に誓っていたのです。

てことで、はりきって乗り込んだツアーファイナル

2018年7月14日(土)@渋谷クアトロ

 

一言でいうとすんばらしかった!こんなにひたすら楽しいライブ、久しぶり。大きすぎない音で、耳にも優しい。音楽を聴かせようっていうライブ。このぐらいの音量が私は好き。私の立ってたところからはベースのユウキちゃんとボーカルのマナちゃんの頭ぐらいしか見えなかったけど、もーうめっちゃ可愛い。存在が。そして、圧倒的なパフォーマンス!ホントにセルフプロデュースがめちゃめちゃうまい。フロントのふたりが双子(同じ顔)なのをフルに活かした動きとか。曲によっては振り付けみたいなのがあったりするんだけど、どう見えるかというのを凄く自覚的にやってるなぁって思う。それでいてほーんとに見てるとただただハッピーになるんだよねー。観てる間にっこにこだったと思う。

 
ネタのようなMCがあったり、アカペラの替え歌歌ったりするんだけど、「ショー」として本当に完成度が高い!もちろんその中心にあるのがともかくガツンとした演奏。プリミティブ且つ今じゃなかったら有り得ない音。まーカッコいい。ライブで聴いても本当にカッコいい。めちゃ踊れる。ヘタウマ感が全くなくてプロフェッショナル!でいて、アニメのキャラクターが抜け出てきて動いているかのようなキュートさなんだよなぁ。


もうこれは、日本だけでなくどんどん人気出るだろうな〜。「こんな大きなクアトロのステージでやれて嬉しい!」って言ってたけど、これからどんどんステージアップしてくんだろうなー。「私たちは名古屋出身だもんで、名古屋のクアトロに物凄い思い入れがあるんだけど・・・」って言ってたのも「わかるぅ」。名古屋からこんなポップな女子バンドが出てくるなんて夢のよう。同郷出身者としても嬉しすぎる。 


今回のライブ観て、CHAI新しい時代のスターだなぁって思った。「女性ミュージシャンってこういう感じ」をぶっ壊す存在感。顔とか体型のことをここまでぶっちゃけて語って卑下でも自虐でもなく「そのまんまがかわいいよね!」ってストレートに言ってて、ダサくないって凄い。

 
ライブでも何回も「みんなそのままがかわいー!」って言ってたけど、ライブで聴いたらその真剣さがわかって、あー十代の私に聴かせたいと思った。十代のときCHAIみたいな少し歳上のカッコいい音楽をやって活躍している人たちが「コンプレックスはアートだよ!そのままがかわいい!」なんて言ってくれたら、ほんと救われると思う。好きなことを真剣にやってたら、世間的一般的なビジュアル評価に関係無くこんなに輝けるしカッコいいってことを体現してるもん。

 

もっと若い子が多いのかと思ったら意外とそんなことなかった。私が全然浮かないぐらい。音楽好きにはちゃんと届いてるんだと思うけど、もっと今までライブ行ったことないぐらいの若い層にも届くといいな。そういうところにも届くようにCHAIはちゃんとBIGになろうとしてるんだろうな。

 
やっぱりね最後の曲が「フューチャー」だった時には泣きそうになった。この曲って本当にタイトルそのまんま。胸がいっぱいになるんだよねー。CHAIって存在に感じる希望そのものの空気で溢れた曲。ほんと良い曲。

 


CHAI、最高でした。大好き!