【修了検定編】ーアラフォー女、免許を取るー

あっちゅうまにこの日がやってきてしまった。修了検定〜!仮免が取れるかどうかの運命の分かれ道。

 

前日のみきわめで、今まで出来てたS字カーブが上手いこといかず、すっかり疲れて果てて帰宅。この猛暑の中、いまいち疲れが取れない状態のまま検定に。

 

この日受験したのは4名。受験番号1、2、3、4・・・って分かりやす過ぎて誰が誰だかバレバレじゃないの。説明を受けて早速技能の検定がスタート。私は最後だったので先に受けてる車の動きをロビーから凝視。さすが男子は安定してる気がする。するするとS字もクランクも抜けてくる。ああ、プレッシャー。

 

前の方が検定の番になったので、私は後後部座席に乗車する。人のことを応援している場合じゃないけど「がんばってー」と心の中で思う。もう、自分がやっているかのように緊張。人の運転だと「ウィンカー遅いかな」とか「左見てないな」とか、よく分かるんだけどなー。でも、S字もクランクもスラスラっと行ったように思えたので、またまたプレッシャー。

 

そして、とうとう私の番に。ともかく前日までに確認の甘さと行く先をしっかり見るってことを何度も言われていたので、そこは注意して・・・とハンドルを握る。たぶん、最初の方は出来てたと思う。

 

が、昨日ミスったS字は行けたけど、クランクがヒヤヒヤで、もうそのあとは左右の確認ちゃんとしてたのか、全然覚えてないー。最後に教官からやはり「クランクはあの場合はバックしてやり直して欲しかったですね。ぶつからなかったけど、ギリギリでした」と言われ、ですよねーと。こりゃー駄目かなぁ。

 

こないだ先生が「仮免検定で何を見るかっていったら、この人路上に出して大丈夫かなーってとこを見てるんです」と言われたのを思い出し、いやー私、出しちゃいかんよね・・・いいんです、遠慮なく落として下さいと思いながら発表を待つ。そわそわするったらない。

 

ロビーに座っていたら「発表の時間ですー」みたいな放送が流れ、「〜〜に合格者の受験番号が表示されます」ってアナウンスされてんだけど、よく聞こえなくて、え?どこに?と思ってたら、何だか職員の方々がロビーの周りにわさわさと集まり出して・・・えっ?えっ?なに?ってなってたら、正面のテレビがパソコン画面になり、チープなドラムロールが流れて、ぎゃーここに出るのー?!と理解した途端、ジャーン!と受験番号が出た。

 

 

あ、あった

 

私の番号ありました。あったよ。あー良かった。職員さんたちが「おめでとーございまーす!」と言って下さる・・・それはもう、ありがとうございます。でもこれ、落ちてたら地獄なんじゃ。いたたまれない。ちゃんと受かったし、何なら一緒に受けた人も全員合格だったのに、なぜかいたたまれない気持ちでいっぱいになる。

 

嬉しいことは嬉しい。でも、本当にいいんですか??と思ってしまう。もう路上に出るなんてー!!

 

色々言ってる暇はなく少し休憩挟んですぐに学科試験が始まる。この学科試験の受け方でちょっと笑っちゃったのが、問題用紙で回答用紙を常に隠さなければいけない、ってやつ。そこまでせんでも、見ないってば!問題文読む間は回答用紙を隠しとかなくちゃいけないの、面倒臭い。けど、従いますよーもちろん。で、試験開始。

 

・・・あれ??すらすら解ける。今日の問題、すごい基本問題多くない?すごく迷ったって問題ほぼないよ。これは、いけるかも。私、頑張れ。凡ミスを無くすために一問一問慎重に。見直しも一通り終わる。終了。

 

これは、いけたんじゃね?

 

と、自分でも思いました。たぶん、受かってる。技能に比べたら余裕しゃくしゃくで結果を待つ。またロビーに案内が流れて、職員さんたちが出てきて(う・・・またアレやんのか)テレビに映し出される。ジャーン!

 

 

あった。やったー。

 

でもリアクションに困って皆さん倣ってペチペチ拍手してみた。やはりこの時間は何かいたたまれないものを感じてしまう。ここで「えへへ・・・」とか「イェーイ」とかやるキャラの人が誰もいないのでとても地味な空気がロビーに流れる。教習手帳を返してもらう時、教官に「100点でしたよー」と言っていただきました。

 

えっ、100点?またしても学科に関してだけは意地を見せたよー!

 

一緒に受けた女子も100点だったみたいなので、基礎をそれなりに勉強してれば取れる問題だったんだと思う。意地悪な引っ掛けはなかった。ラッキー!

 

驚くことに、ここまでオールストレートで通過してしまった!びっくり!順調。でもこの時点で午後に初の路上が待っていたので気が気じゃなかった。ともかく、第一段階、修了!おめでとう、私。

 

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コメダ珈琲にて、午後の路上デビューにビビりながらのランチ。

 

 

ー今日のメモー

・リアクションの取りづらい合格発表。落ちた人がいた場合、どんなムードになるのか気になる。