その後の若葉マークカーライフ

免許取得後初めてうちの車を運転した時のこと。

基本うちの車はottoの通勤で使っているので、otto出勤日には車は使えない。ある休日、ホームセンターで初心者マークのマグネットを購入し、まずは少し大きめの公園までottoの運転で行く。

 

教習車とは車種が違うので基本の操作を教えてもらって、シートなどを調整して、ハンドルを握る。いつも助手席に座ってる車の運転席に座るって不思議な感じ。

「・・・で?」

もうあとは運転するしかないのだけれど、いざとなると怖っ!こんな私に運転免許を発行したのは何かの間違いでは?!

 

ottoは「道路走らないと慣れないよ」と言うも、顔が引きつっている。「わかった。ま、まず、この駐車場内を少しだけ移動する」と言って、恐る恐るブレーキをゆるめて20mくらい先に頭から突っ込んで停める。でも、それで何とか走れるような気がしたので「走ってみる」と決意し、駐車場から道路へ。

 

(頭の中のBGMは何となくガンズアンドローゼズの「Welcome to the jungle」。ナナナナナナナ・・・ニーィッ、ニーイッ!!)

 

この時のottoの怯える様が今思うと笑えるほどだったけれど、この時は私も必死。ottoの「こえ〜〜〜、死にたくね〜〜」という声とともに恐怖のドライブ開始。わ、私の運転で、助手席にブレーキついてない車で、道路を走っている・・・!!!

 

走り出して3分、めちゃくちゃローカルな田舎道を走っていて最初にすれ違ったのが私の卒業した教習所の教習車。助手席には見覚えある教官。私の教習中はこんなところ走ったことなかったのに、なんで初運転の3分後にすれ違う?なんかめっちゃ恥ずかしい。「おっ、うちの卒業生が免許取って運転してるな!」とか思われてるんだな。教官とは目を合わせなかった。

 

汗びっしょりになりつつ、よく行くドラッグストアとスーパーに寄って買い物してうちの駐車場に停めるところまで運転した。ottoが私以上に左右確認し、駐車場に入れる時出る時はハンドルの切り方を教えてくれたのでなんとかできた。

 

「最初はジェットコースターに乗るより恐怖だったけど、運転じたいは安全運転だから大丈夫だった。道路の右寄りを走る傾向を気をつけるのと、カーブの曲がり方がもっとスムーズになったらいいと思う」とotto先生のお言葉。自分が運転した方が100倍ラクだろうに、冷静にアドバイスをくれるあたりは我がottoながら本当に優しいのぉ・・・。ありがたい。ひとりきりで乗る勇気がまだないので、しばらくは恐怖のドライブに付き合ってもらうことになりそう。

 

 

・・・ここまでを書いてから、1ヶ月ほど経つ。一度は高速にも乗ってみたのだけれど、一向に上達しないのがバック駐車。何でみんなあんなアクロバットみたいなこと出来るの?ottoも私の下手さに辟易しており、あきらめているご様子。何で出来ないのかがわからないらしい。

 

YouTubeで色んなハウツー動画を観るうちに見つけた「駐車の達人」というゲームのアプリでもっぱらイメトレしとります。

 あああ・・・ともかく、道は長そう・・・。またもう少し上達したら報告します。

 

 

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冴えない内容だったので、本文とは無関係ですが頂き物の美味しいお肉(佐賀牛)をご覧ください。