【森、道、市場2019】6/2(日) 行ってきた

森、道、市場2019に6月2日(日)、ひとりで行ってきました。

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愛知の名高きおしゃれフェス。やっと去年ottoと金曜日の部に行ったのですが、楽しくて「来年はひとりでも来ようかな」と呟いていたんですが、ottoの都合つかず、まんまとひとりで行くことになりましたね。

 

みんな、フェスに誰かと一緒に行くって、どうやるの?電車の中で森道へ向かう男2女1グループとかもっと大勢の男女混合グループとか女子グループを観察しつつ想像を巡らせましたが、わからん。

 

行くまでは、ひとりで行くってちょっと緊張しました。去年は車で行ったので会場までの交通事情もよくわからないし・・・。でも行ってしまえば何てことなかった。圧倒的にグループ、カップル、家族連れが多いけれど、おひとりさまも居なくはない。

 

体力温存したくて三河大塚という駅から無料のシャトルバスに乗って会場まで行きましたが、歩いてる人も沢山。歩くと20分ぐらいらしい。バスの中から歩いてる人のファッションを眺めるだけでも楽しい。

 

ともかく、昼過ぎからの青葉市子さんライブが観たかったので会場に着いてからステージを目指す。が、びっくりするほど人が多い。

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去年は金曜日の部だったので、もっとまったりした雰囲気だった。こんなに違うのか。遊園地の奥にあるはずのステージなんだけれど、さっそく迷う。

 

汗をかきかきやっと開始20分前くらいにたどり着く。はぁ。かなり余裕を持ってうちを出たはずなんだけど、わりとぴったりになってしまった。会場に着くなりどっと生理になってしまい、まずはトイレに駆け込んでいたのだ(もちろん長蛇の列)・・・。

 

あーもうこんなタイミングで生理かよと憂鬱だったけど、市子さんのライブが始まると吹き飛んだ。ヨーロッパツアーから帰ってきたばかりの市子さんは魔女度が増していた(?)。曇天の下で聴く「テリフリアメ」素晴らしかったし、「海辺の葬列」には涙がぽたぽたと出てきた。市子さんの音楽を聴いている時に私の中に喚起されるものが、私には本当に必要なものだということを再確認する。市子さんの音楽がある世界でよかった。ユザーンさんと演奏していた「さっき歌詞をかいた」という新曲は意外なほどストレートな言葉遣いで、あたらしい空気を感じた。なんか、たのもしい。

 

贅沢言うと、去年七尾旅人さんを観た砂浜のステージで観られたら最高だったかな。海が見えるところで市子さんの音楽を聴いてみたかった。いつかそんな機会がくるといいな。

 

 

昼ごはんを食べるために海エリアに移動。思えば、この移動はしなくてよかった。美味しそうなものばかりの目移りしてしまうおしゃれなお店ばかりの中、何と私は昼ごはんにハズレを引いた。美味しそうなものはどこも長蛇の列だったのだけれど、ひとりで待つのに耐えられそうになく、誰も並んでいないお店で購入してしまった。詳しくは書かないけれど、これなら私が作ったやつの方が美味しいと思い、悪いけれど大量のご飯の半分くらい残してしまった。やたらと盛りだけはよかった。

 

若干テンションが下がっていたら、とうとうポツリと雨が降ってきてしまう。次の目的の小西康陽さんDJがまた遊園地エリアなので移動する。小西さんDJが始まると段々雨が強まってきてしまう。みんなカッパを着出す。私はトイレに行きたくなってしまい、長蛇の列に並んだのでかなりの時間そこでロスする。

結局、小西さんDJタイムの最後の20分ぐらいだけしっかり参加した。もうサービス精神(私ら世代には)の塊みたいな選曲で光GENJIRAMONESハイロウズに・・・最後はブルーハーツの「リンダリンダ」をみんなで合唱して終わり。ともかくハッピーな空間だった。小西さん、またラジオでDJ番組やってほしいなぁ。

 

20分はしゃいで踊ったら、どっと疲れがきて(さすが40代)雨もそこそこ降ってきたのでしばらく室内で座って休む。真心ブラザーズの「サマーヌード」演ってるとこだけでも観られないかなあ、そんなん都合よすぎるかと思いつつステージに近づいていくと、ライブも後半ぽい雰囲気。遠くからでも伝わってくる格好よさ!テンション上がって駆け寄っていくと、ほんとに「サマーヌード」演奏してくれた!すっごい良かった。ミーハーですみません。でも、こうやってふらっと良いとこ取りできちゃうのもフェスならではだなぁと思ったり。

 

最後の目的カネコアヤノさんのステージが海エリア端っこの砂浜だったので移動する。しかし、メインステージでは山田孝之綾野剛のバンドが演奏していて凄まじい人の波。どうにか人をかきわけ端っこステージまで辿り着く(もちろん迷う)。

 

雨がポツポツと降る中、カネコアヤノさんは可憐で力強くマイペースな感じだった。可憐なのだが、しぐさや表情や歌い方に「オラァ」感が入るのが何とも魅力的。こないだの柴田聡子さんの時に続き、ギターの人のテレキャスの音が好きだった(アヤノさんは渋いSGなのがまたいい)。今更だが、私はテレキャスの音が好きなのかもしれない。

 

本当はもっと雑貨やお菓子を買いたかったのだけれど、体力的に限界で全て諦めて有料バス(無料バスよりバス停が近い)で蒲郡まで行き、JRで帰る。

 

森道ならひとりフェスも寂しくないけど、やっぱり来年は誰かと行きたいわ。そして、カッパに上着にタオル。リュックが重くて最初は大変だったけど、雨が降ってきたらその全てがあって良かった。海が近いし、寒くない装備は必須。全部着込むと暑いくらいだったけど、それぐらいの方が安全。生理用品も持ってたから良かったけど、会場内では調達できるのか不明。

 

あと、会場にいる時間の3分の2くらいはトイレに並んでた気がする。これだけ人が多いと大変だ・・・。人の多さにはちょっと辟易したんだけど、帰ってくるとまた行きたいなと思ってしまう。会場が広いので、あれだけ人が居ても人がまばらな空間を探すこともできるし、自分の好きな音楽がかかっているエリアにふらっと行ける楽しさがいい。森、道、市場はへなちょこ40代でも行きやすいフェスだと思う。

 

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