ーアラフォー女、免許を取るー真の完結編【最終日に行われた謎の儀式】

久しぶりに自分のブログを開いて、過去の記事を読み返したり、非公開にしたボツ記事を読んだりしていたのですが、その中でも群を抜いて「何なん?」と思った記事がありまして。2年前に運転免許を取ったときのものなんですが。ちょっとこれは記録のために公開しておこうかと思って、少し手直しして出してみます。

以下、2年寝かせた記事です↓

教習所最後の日、教室での出来事を綴ったもの。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

前に立った教官が「入校前にみなさんのところにこういうことやるよというお手紙が届いたと思うのですが。あ、でも社会人の方には届けてないんですけど。」とおっしゃる。

 

うん、ウチには届いてない。

 

「で、今からまずは担当教官からのメッセージを渡します」とアナウンスされ、渡された封筒に入ったカードにメッセージが書いてある。担当教官つっても、1度しか当たらなかったもんで、ほぼ話もしてない。まぁでも、手書きでひとりひとりに大変だな、ご苦労様です、とありがたく受け取った。

 

その後から風向きがあやしくなる。「では次に配る封筒に宛先を書いてください」・・・ん?どこの?とか思ってると「どうしても抵抗ある人は自分でもいいです。自分宛でも」とのこと。

・・・抵抗?なんのこと?ま、よくわかんないけど自分宛にしよ。書いてると、今度はメモ用紙が配られる。またそれが、小学生女子が好むような小さいファンシーなメモ用紙で。右下に「kiss me」とかかいてあるの。

 

「はい、ではそれに返信を書いて、先ほどの封筒に入れてください」えっ、えっ・・・・?返信ってな、何の?なにを書くの?って思うんだけど、もうそのメモ用紙の緊張感のないデザインとか、自分の事態の飲み込めなさがツボに入っちゃって可笑しくて吹き出しそうになってて。でも、雰囲気的に笑っちゃいかんやつだわこれ、ってのは分かって。必死に堪えてた。

 

笑いそうになってるもんで、質問するタイミングをすっかり逃しちゃって、周りの若者たちはスラスラと何かを書いてて・・・。まぁ、結局、私が受け取るんだから、なんか未来の私に「運転気をつけろよ!」的なメッセージを書けばいいのかな?と思って結局

「楽しく、ご安全に。よろしくお願いします」って書いてそっと封筒に入れた(ご安全に、はひよっこオマージュ。どーでもいい)

でもたぶん、間違ってる。教習所の意図と全く違うと思うんだけど、完全に質問するタイミングを逸した。

 

思い出すと今でも笑えてくる。本当は何を書く時間だったんだろ?

教官も「こういうことやる」の中身の説明がすっかり抜けてるのに気づいてなかったんだろうか。すみません、ふざけたいわけでは全くなかったんだけれど、なんか書くのが当然っていう場の雰囲気と自分の乖離にも笑えてきちゃって、すました顔してんのが精一杯でした。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

後日この、自分が書いた「楽しく、ご安全に。よろしくお願いします」っていうテキトウなメッセージが自分で宛名書いた封筒で送られてきて、脱力・・・。結局謎は解決しないまま。あの儀式は一体なんだったんだろう。

 

f:id:inuhoshi:20200926150707j:image

内容とは無関係ですが、ある日の駿河湾を貼っておきます。