トム様をお迎えした感想【トムフォード アイカラークォード レオパードサン】

先日、少し書きましたが・・・

inuhoshi.hatenablog.com

 

ついに 

トム様、来たー

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じゃーん!

人生初、諭吉アイシャドウ(楽天だから諭吉でお釣りきたけど)。ケースからキランキラン。しかも、布の袋まで付いてる。ひゃー高級感。

 

しかし、指紋採取に便利そうなケース素材ね・・・高級感を台無しにしていく私の指紋達。さて、どんな色なのかしらんと中身を見ようとするも、開け方がわからん。

ゴールドの部分を何かすると開くのかと思い込んで、押したり引いたり色々やった末、めっちゃ普通に開いた。てっきり何か斬新な仕掛けがあるんだと・・・。

f:id:inuhoshi:20200929154437j:image色はレオパードさん、じゃなくて、レオパードサンにしました!

いやー可愛い。この色合わせはやっぱり可愛いぞー!!さっそく瞼に乗せてみると、全体に意外に薄づき。かなり拍子抜けするぐらいに薄づきでした。特に右下のブラウン、塗るとめっちゃ淡い。でも、濃い色塗ると顔ケバくなる族はこのぐらいが丁度いい。

 

そんでね、やっぱりこの赤が!赤が可愛いのーー!この絶妙さがやはり諭吉の為せる技なのかしらん?!ほんのりメタリックで、濃すぎも薄すぎもしない、おしゃんな色ですぜー!好き!

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右上の黄色はね、メタリックで意外と私にはムズイ色で・・・使い方研究しますわ。

 

そして、左上のゴールドはしっかりキラキラなラメ。私の瞼にキラキラがけっこう鬼門で。なんか粉吹いてるみたいに見えるの。メタリック系もそうなるんだけど。

 

二重の溝にアイシャドウ溜まるのが嫌過ぎて、必ずサラッサラのマットなベージュアイシャドウでコテのように溝を埋め込んでから色物を乗せるんだけど・・・そのせいもあるかも。しっとりの上にキラキラなら馴染むんだろうか。これも要研究。ぱっと見ゴージャスだけどそんなにごっつくなく可愛いです。テンション上がる感じ。

 

夜ottoに「今日、高級アイシャドウつけてるけど、どう?」(この庶民感よ・・・)と聞いたら「うーん・・・金持ちっぽい」と言ってました。ほんとかよ。「すごいキラキラでおしゃれだね」とも言ってましたが。

満足。もう、私のトム欲は十分に満たされた。何というか、モノとして超満足。買って良かった。

 

ちなみに、超敏感肌がこの季節かなり揺らいでいるので、このアイシャドウには「つけてる感」を感じてしまいました。調子よければ毎日でもつけたいけど。

まずは痒みと肌荒れが鎮静してからだわー。

 

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スウォッチ加工なし(ぶつぶつ見逃して)。

腕でこれなので、色黒の民にとってはかなり薄づきです。恐れることなく使えます。

 

 

 

↓私はこちらで買いましたが、宅急便にもできて梱包も安心感ありましたよ。


 

ーアラフォー女、免許を取るー真の完結編【最終日に行われた謎の儀式】

久しぶりに自分のブログを開いて、過去の記事を読み返したり、非公開にしたボツ記事を読んだりしていたのですが、その中でも群を抜いて「何なん?」と思った記事がありまして。2年前に運転免許を取ったときのものなんですが。ちょっとこれは記録のために公開しておこうかと思って、少し手直しして出してみます。

以下、2年寝かせた記事です↓

教習所最後の日、教室での出来事を綴ったもの。

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前に立った教官が「入校前にみなさんのところにこういうことやるよというお手紙が届いたと思うのですが。あ、でも社会人の方には届けてないんですけど。」とおっしゃる。

 

うん、ウチには届いてない。

 

「で、今からまずは担当教官からのメッセージを渡します」とアナウンスされ、渡された封筒に入ったカードにメッセージが書いてある。担当教官つっても、1度しか当たらなかったもんで、ほぼ話もしてない。まぁでも、手書きでひとりひとりに大変だな、ご苦労様です、とありがたく受け取った。

 

その後から風向きがあやしくなる。「では次に配る封筒に宛先を書いてください」・・・ん?どこの?とか思ってると「どうしても抵抗ある人は自分でもいいです。自分宛でも」とのこと。

・・・抵抗?なんのこと?ま、よくわかんないけど自分宛にしよ。書いてると、今度はメモ用紙が配られる。またそれが、小学生女子が好むような小さいファンシーなメモ用紙で。右下に「kiss me」とかかいてあるの。

 

「はい、ではそれに返信を書いて、先ほどの封筒に入れてください」えっ、えっ・・・・?返信ってな、何の?なにを書くの?って思うんだけど、もうそのメモ用紙の緊張感のないデザインとか、自分の事態の飲み込めなさがツボに入っちゃって可笑しくて吹き出しそうになってて。でも、雰囲気的に笑っちゃいかんやつだわこれ、ってのは分かって。必死に堪えてた。

 

笑いそうになってるもんで、質問するタイミングをすっかり逃しちゃって、周りの若者たちはスラスラと何かを書いてて・・・。まぁ、結局、私が受け取るんだから、なんか未来の私に「運転気をつけろよ!」的なメッセージを書けばいいのかな?と思って結局

「楽しく、ご安全に。よろしくお願いします」って書いてそっと封筒に入れた(ご安全に、はひよっこオマージュ。どーでもいい)

でもたぶん、間違ってる。教習所の意図と全く違うと思うんだけど、完全に質問するタイミングを逸した。

 

思い出すと今でも笑えてくる。本当は何を書く時間だったんだろ?

教官も「こういうことやる」の中身の説明がすっかり抜けてるのに気づいてなかったんだろうか。すみません、ふざけたいわけでは全くなかったんだけれど、なんか書くのが当然っていう場の雰囲気と自分の乖離にも笑えてきちゃって、すました顔してんのが精一杯でした。

 

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後日この、自分が書いた「楽しく、ご安全に。よろしくお願いします」っていうテキトウなメッセージが自分で宛名書いた封筒で送られてきて、脱力・・・。結局謎は解決しないまま。あの儀式は一体なんだったんだろう。

 

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内容とは無関係ですが、ある日の駿河湾を貼っておきます。

 

イエベ秋色黒の民に馴染みすぎるアイシャドウ

久しぶりに、本当に久しぶりにアイシャドウを買いました。

 

ADDICTIONの017 モロッカンタイル

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ケースがちょっと大きくなり分厚い感じになり高級感出た・・・?

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膨大なアイシャドウがリニューアルしていたんですね。

いつの間にかshuuemuraのやつもリニューアルしてて、値段も高くなってた。ひー。

 

で、モロッカンタイル。名前の通りのテラコッタカラー。こちら、色黒イエベ秋の民ですよ。よく馴染みました。愛用してるshuuemuraのブリックレッド(確か限定)と比べると黄味寄り。

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上がブリックレッド

下がモロッカンタイル

※加工なし。実際、顔はもっと黒いし腕ももう少し黒い

 

このブリックレッドだとちょい腫れぼったくない?と思い始めてもう少し黄味のものを求めたのですが、正直、塗った印象は、そこまで変わらない。私の肌、びっくりするほど黄味を吸収して、赤みが残るのよね。特に時間経つと。

 

もっと「柿」っぽい色が良かった気もしますが、柿までいくと恐らく私の肌だと何というか、元気すぎるんですよね。全然本体がハツラツとしてないのに、まぶたのみハツラツとしてしまう。まぁなので、秋冬に使うことを考えるとモロッカンタイルは丁度良い色味かなと。

 

自分の肌にテラコッタ系を乗せると、何だかあまりに馴染み過ぎて「ふーーーん」という感想になってしまいますね。いや、好きだし可愛いくて気に入ってるんですけど。「はじめまして!」のキラキラ感はない。「おかえり!」って感じ。でも愛用しまくると思います。

 

それで、その反動というわけではないのですが、一度も使ったことのないトムフォードのアイカラーがどーしても欲しくなってしまったんですよね。なぜだろう・・・。

 

今月、誕生日だし。いい大人になったし。44歳のゾロ目だし。で、4繋がりだし、アイカラークォード欲しい、絶対!てなって。

数日間アホみたいに迷いまくった末、先程とある品をポチりました。

 

またそのブツが届いたら報告します。

 

 

 


 

ひきこもり生活でも、化粧し始めたら少しマシになった

お久しぶりです。前回の記事を書いてからまたしても色んな状況が瞬く間に変わり、結果、全然忙しくなりませんでした。

 

あれやこれやの影響が私の人生にもしっかりとやってきまして、時間だけは沢山ある状況ですので、またしれっと記事を書いていきたいと思います。

 

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この間買ったもので毎日のように使っているものといえば

 

WHOMEEのアイブロウブラシ

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です。

 

これ、あまりにも有名なアイテムですね。私はこの春からYouTubeを観る時間がぐっと増えてそこでイガリシノブさんをしっかり認識しました。

それまでは、何となく年齢不詳な80年代っぽい雰囲気をまとったメイクの人、というぼんやりとした感じでした。イガリさんって佇まいに80's感がすごいあるなぁと思って、いったいおいくつなんだ?!と思ってたら、私よりは歳下だけれど、ほぼ同世代。何となく合点がいって、幾つかの動画を観るうちに、どんどん好きになってしまいました。

 

骨格を意識して色を組み立てる、理論的なメイク術が面白くて、きちんと実践できてるかは別としてだいぶ影響を受けました。

 

それでWHOMEEも今までパッケージのイメージで若い子向けだと思ってたけど興味が出て、とりわけ眉毛問題にはずっと直面しっぱなしだったのでアイブロウブラシを買ってみました。

 

結果、めっちゃ使いやすい!

私のような、太めなんだけど90年代後半に眉毛を抜きすぎて無毛地帯を持つ人にはこのブラシしかないと思う。イガリさんのあの「ブサブサブサ・・・」って粉を押し込む感じに無毛地帯を埋めると、よいです。

 

日によって出来不出来はあるものの、眉毛描くのがだいぶ楽になった気がする。眉毛問題が全て解決とはいかないまでも、もう手放せません。

 

WHOMEEのオイル美容液も使ってみたくて一緒に買いました。

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ガリさんご自身が敏感肌ということで、イケるかなと思い使ってみると、

よい時はすごくよい。

 って感じです。毎日使っているとちょっと重く感じる時があるので、ちょっとプツプツ出来てる時などは使うのをやめます。主に夜使って、乾燥を感じる時は頬に部分的につけたり・・・です。

 

しかしこの季節の変わり目、どうにも肌の調子悪いですね。頬の乾燥とこめかみあたりのニキビが本当にやっかいです。基本、痒いし。この状態を少しでも改善してくれる基礎化粧品を目下探し中です。

 

家でずっとノーメイクで閉じこもっているとますます肌はカピカピになり、気持ちも萎えるばかりなので、ここ1〜2ヶ月は出かけるつもりがなくても、化粧をして過ごすようにしました。それだけでも精神衛生上かなり違ってきます。

 

一日一回、自分の顔に向き合う時間の大切さをこの状況になって噛みしめてます。化粧もしなかった、できなかった時期、正直本当に辛かったし楽しくなかった。あまりにも頭の中や心の中にフォーカスし過ぎるのです。放っておけばどれだけでも不安になれるし絶望できる昨今ですが、おしゃれ心が救ってくれるものが確実にあるなぁと思っています。

 

今は、この秋どんなアイシャドウ買おうかしらんなんて気持ちが戻ってきて少しホッとしてます。

 

 

 

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新年のご挨拶・・・

ああもう、明日から4月。

 

ここまで空くと何から書いたらいいのか。個人的には今年に入ってすっかり色々変わってしまい、ブログを書いている時間がなくなってしまいました。

またしばらく、ないと思います。実生活の方で新たに立ち上げたアカウントがありますが、ここからそこには繋げないでおきます。インターネットの大海原の中で、もしご縁があったらまたお会いしましょう。

 

2020年という激動の年を楽しく生き延びたいと思います。

また、いつか。

年の瀬、腋にしこりが出来て震えた

先日、お風呂に入っていたところ右の腋の下に違和感を覚えました。

左にはないものが、右にはあきらかに在る。いわゆる「しこり」ってやつ。触るとぽにぽにっとする。風呂から上がって鏡で見ると、見た目にも腫れてるのが分かる。てことは結構大きい。

 

そうすると、やはりググるよね【腋の下 しこり】。もう不安なやつしか出てこない。悪性リンパ腫乳がんの転移・・・。

 

とうとうキタ。身近にも乳がんで亡くなった方もいる。話もよく聞く。人ごとじゃないとは思ってたけど、いざ自分の身に起こってみると(まだしこりが出来たという事実だけでも)震える。

 

もし悪性で、このまま手術になって、それでも経過が悪くて苦しい治療が続いて・・・死ぬのはそんなに怖くないけど、痛みが怖い。苦しむのが嫌だ。どーしよう、怖い怖い怖い。

 

・・・となりましたね。見つけたのが土曜の夜だったので、ともかく週明けに診てもらうことだけは決めたけれど、まぁ、不安が出る出る。恐怖に支配されて夜中に泣く泣く。口を開けばottoに「怖いよー怖いよー」と言っておりました。

 

風呂に入りながらも頭は段々ネガティブな妄想に傾いていってしまいには泣けてくる。怖いよーと泣いているうちに、ふいに今までの不安とはまた違った気持ちが湧き上がってきたんですね。「生きていたい」と。

 

今までは私は、肉体的に苦しかったり痛かったりするままで生きるなんてただの拷問みたいなもんだと思っていたのです。自分が肉体的に辛い時はすぐに「はー死にたい」ぐらいのことは思ってた。今回もさっきも書いたように死が怖いというよりは苦痛に対する恐怖だと思ってた。

 

でも、なんか突如「どんな状態であってもまだ生きていたい」という気持ちが湧き上がってきて、自分でも驚いた。今、自分が「できる」と思ってることができなくても、今「人からこういう風に見えてるだろう」という自分が崩れても。何か全然違った姿とか属性の私になっても、生きていたいと思ったのです。

 

これまでは「肉体的に苦しかったり辛かったりしたら私は生きていたくない」と正直なところ思っていました。あまり丈夫でない自分の肉体を恨めしく思うこともしばしば。

 

でも、リアルに身体が病気に侵されて自分が死んでしまうかもと考えた時、今までとは全然違ったところから「生きてるだけでいい」って考えが湧き上がってきた。これは初めての体験でした。

 

だからって怖さが消えたわけでもないけど、何か圧倒的に肝が座って週明け、乳腺外科に行きました。

 

結果は、心配なし。何かしらのバイ菌が入ってリンパ節が腫れたのでしょうと。悪性の場合はもっと固くて、赤くなったり痛みがあるらしい。本当にホッとして、帰り道ちょっと泣きました。

 

思えばこのところ、年末の忙しさで寝る時間が遅くなりどうにも不規則な生活を送っていました。免疫力が落ちていたのかもしれません。

 

 

これからも恐らく生きてる限り身体の不調や辛いことは何かしら起きてくる。でもそんな時、今回のことを思い出そう。不安ならさっさと検査に行く。自分の身体にしっかり意識を向ける。あとは日々、しっかり労わろうと思いました。

 

年末に色んな意味でデトックス

無事に年末年始が迎えられることがしみじみとありがたいです。

 

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まだチビチビと食べてる至福の美味しさシュトーレン

『勝手にふるえてろ』のヨシカが愛おしい

先日つらつら雑記を書いた中で映画『勝手にふるえてろ』を再度観た話を書いたのですが、私はてっきり以前この映画に対する感想を書いた記事をあげたつもりでいました。

よく見るとまだ下書きにあったので、今更感は満載ですがあげておきます↓↓↓

 

 

公開当時、「新しい女の子映画!」とか「松岡茉優さん、最高!」とかで話題になってた『勝手にふるえてろ』をDVDで観た。

furuetero-movie.com

 

youtu.be

 

※若干のネタバレ気味です↓

 

 

 

3分の1くらい泣いてた。ともかく、ヨシカが愛おしくて愛おしくて、全ての画面でぎゅーっと抱きしめたい。

 

松岡茉優さんが演じるヨシカが、今まであまり見たことないヒロイン。とても絶妙なバランスのキャラクターで、まぁ、イタいわ可愛らしいわ面白いわ、たまらん。松岡茉優さん、素晴らしすぎる。

 

このこじらせ気味でいわゆるオタク気質の若い女子をこのぐらいのバランスで描くのって、結構至難の技だと思う。独自の世界観を持ってるけど、普通にオシャレもするし、仕事も堅実にこなすし、でも他者とのコミュニケーションが得意でないし恋愛も苦手・・・って、めちゃくちゃ普通!普通すぎるぐらい普通の女性だと思うんだけど(普通ってなんだというのはとりあえず置いといて)。そんな彼女を、笑うでなく馬鹿にするでなく愛おしく見守りながらも、ちゃんと痛い目にも合わせる。それが松岡茉優さん演じるヨシカだから、ポップかつリアルっていう奇跡の塩梅が成り立ってる。

 

中盤、とある現実に直面してヨシカが自宅の玄関で号泣するシーンの表情、すごかった。アラフォーのおばちゃんから見たらね、まぁ、そんなこともあるわな。そーんなにこの世の終わりみたく思うこともない。可能性は全然あるじゃんって思うんだけど。あの表情見たら、ただただ一緒に泣いちゃうことしかできん。

 

世の中との関わり方だって、ヨシカさん、20代の設定でしょ?もう、ぜーんぜん、まだまだ大丈夫。私なんてもっと酷かったし、今でもうまく関われないこと、よくあるある!そして、「なんでこんなに、うまく出来ないんだろう?自分じゃなければ、もっと上手に色んな人と関われるんじゃないか。自分、ダメだー」って気持ちに打ちのめされる。

 

関わってみたい、興味ある人は沢山いるけど、どう関わっていいのかわかんない・・・って、あるよねー!お店の可愛い店員さんとか、気になりすぎるよねー!町で見かけるあの人この人、どんな人か知りたいよねー!でも関わるの、コワイよね。わかるよ。

 

ヨシカはその後、ちゃんと小さな一歩を踏み出してるのが、よかったなぁ。自分の妄想ほどに面白いことも起きないけど、何かがほんのちょっと変わる。

 

最後に「二」がヨシカに語ることが、あまりに真っ当で。意外にもこいつはこれまで一生懸命、いろんな人とぶつかってきたんだなぁって分かるセリフ。これ、私が二十代だったら「わかるけど、わかりたくない!私は傷ついたんだ!その気持ちはどーしてくれるんだ?!」って突っぱねてしまったかも、、、だなぁ。ヨシカはここで「二」を受け入れられるだけ、素直だなぁ。えらい。

 

自分の妄想の世界から出ても、きっとヨシカは楽しい世界を拓いていくことができる。そこでヨシカが感じる色々なことに思いを馳せちゃう。

それにしても!ヨシカのひとり暮らしぶりが、あまりに楽しそうで懐かしくもありグッときてしまった。ともかく始終、ヨシカっていう若干こじらせてる風だけどいたって普通な女の子に対して、優しい目線が感じられて大好きな作品でした。