今年は料理ノートを作ろうと思う

クリスマスに本屋で坂口恭平さんの『cook』を購入した。

cook

とてもとても素敵な本で、私は早速真似をしたくなった。坂口恭平さんはご自身の躁鬱病と向き合い、治療のひとつとしての「料理」を提案されているのだけれど、それを読んで私も心打たれるものがあった。

 

主婦になって5年目。料理は嫌いな方ではないと思うし、自分の作った料理を食べることが好きだ。それでも毎日毎日、献立を考えて買い物に行き台所に立つことは思った以上に大変なことだった。生活の基本であり、なくてはならないことであるがゆえに、重たく感じることもある。

料理に対して新鮮な喜びや挑戦する気持ちがあまり芽生えなくなっていたところだった。

 

『cook』を読んで(まだ半分だけど)、料理に対する思いが少し動いた。真似をして、ノートに写真を撮って貼って、手書きでコメントを綴るという作業をやってみたいと思った。

 

ネット上にあげるのではなく、ノートに貼る、書く、というひと手間にも惹かれるものがある。

 

坂口恭平さんの作品とはまた全然違うモノになると思うけど、自分のための記録をつける。そのことで「料理」に対するアプローチに変化が起きるのが楽しみ。

  

『cook』坂口恭平