カネコアヤノ「愛のままを」#最近好きなうた

最近、好きなうた

 

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中高域のあるゾーンに入るとぐっとゲインが上がるような(?)独特な歌い方のカネコアヤノさん。

 

アルバム『祝祭』聴いて、大好きになってしまった。

 

「愛のままを」音源はバンドアレンジなのだけれど、このMVの弾き語りもすごく良い。

 

フォーマットは古典的なのに、聴いてるとときめき感がすごい。

 

 

【月イチ文庫】4月『こちらあみ子』今村夏子

4月の月イチ文庫は

『こちらあみ子』今村夏子

です。 

 

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 書店でタイトルに惹かれて手に取りました。「あみ子」っていい名前だなと思って。

解説を町田康さんと穂村弘さんが書かれていて、購入を決めました。

 

その後、たまたま聴いたある番組のラジオクラウドで言及されていたりして、評価の高い作品なのだと知りました。

 

私はといえば、読んでいて妙にどきどきした。あみ子がどういう子なのか、次に何をするつもりなのか心配してるのか期待してるのかよく分からない感情で。

 

個人的には、大好きな映画『ウルトラミラクルラブストーリー』を観ている感じとちょっと近い。

 

でも、あみ子はもっと生々しいというか、昭和な自分の子供時代の記憶の中にも居るような子で。

 

これからも、たまにあみ子に会いたくて読み返したくなると思う。

 

『ピクニック』もとても好きでした。七瀬さん、元気だといいな。

 

 

 

【イ・ラン】さんの佇まいに惹かれる

最高・・・↓

 

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なんてチャーミングな対話。噛み合ってないようで探り探りのような中から何ともいえない空気感が生まれてる。ずっと観ていたいような楽しいセッション。

 

イ・ランさんの『悲しくて かっこいい人』を買って、ちびちびと読み進めている(サクサク読むのは何か勿体無くて)のだけれど・・・。

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いくつかの動画を観て、イ・ランさんの佇まいと美しい歌声にもすごく惹かれてしまった。ずっと気にはなっていたので、思わずポチる。

 「神様ごっこ」と「ランナウェイ」

 

 

届くの楽しみ・・・。

 

【iHerb】買った物の感想ー2019年5月ー

すごく久しぶりにiherbの記事。

今回はこんな感じのものを購入↓ 

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Willard Waterから右回りに・・・

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購入2回目。これを化粧水に入れてともかく全身バシャバシャ浴びてますが、トラブルが少なくなったように思う。化粧水に入れるだけだと一生持つのでは・・・ってぐらい減らないので、風呂にも適当に入れてて、それもなんとなく良い気がする。

 

 

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よく見るとそんなに可愛く無いのに購買意欲を掻き立てるアナグマのパッケージでお馴染みのバジャーバーム。最近、髪のパサつきが気になるので買ってみました。ゼラニウムがよい匂い。つけ忘れることが多くてまだ効果のほどはよくわかりません・・・。

 

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私、蚊(に刺されるの)が本当に嫌いなんです(好きな人はそんなに居ないと思いますが)。蚊が嫌がる香りといえばシトロネラ。けっこうしっかり長い間香ります。頼むからこの香りを嫌ってくれ、蚊。部屋に入ってくれるな、頼む。

 

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ジンジャー味の・・・なんだろこれ?グミではないし。ネチョネチョして甘くて生姜味ががっつりくるお菓子(美味しそうじゃない)。個包装の袋にくっつきまくって開けにくいのが玉にキズですが、すごく美味しいです。生姜好きにはオススメできる一品。

 

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ピーナッツバターが好きで好きで食べ過ぎるので一時自粛してました。が、お年頃もあってそんなに沢山は食べられなくなったので、そっと解禁にしました。これなら甘過ぎず、甘みが無さすぎて砂糖かけちゃうこともなく、満足できます。お料理にも使えます。

 

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何となく買ってみました。こういうの、当たり外れが激しいと思うのですが、これは思ったよりもクセもなくて、ちょっと物足りないぐらいでした。スパイシーだけど辛過ぎることもなくマイルドで割とあっさり、酸味のあるペースト。こないだチリコンカンに少し入れたら美味しかった。

 

・・・以上です!

 

 

クーポンコード BLB162

よかったらお使いくださーい。

 

2019.4.26.名古屋 柴田聡子ライブ

柴田聡子さんのLiveに行ってきた!

ずっとLiveを観てみたいミュージシャンのひとりだったので、やっとタイミングが合って嬉しかった。

 

会場は名古屋の得三。得三といえば、ご飯を食べつつ飲みつつゆったりLiveが観られる素敵なライブハウス!会場に着いたら・・・

 

オールスタンディングかいっ。

 

そういうことも、あるのね。よく通ってた頃に観たライブは全て着席で飲み食いしながら観てたから、てっきり全公演そうなのだと思い込んでた。

四十路の腰にはツライけども、仕方ない。Live観客の平均年齢も上がっている(たぶん)昨今、もっと座って観られるハコ増えてくれたらほんと嬉しい(←これ多分スタンディングのライブに行った後これからも毎回言う)。何歳になってもLive行きたい。

 

柴田聡子さんのLiveは初めてだったのだけれど、まずは音がもんのすごく良かった。

 

音が良いとはどういうことか、が私には文章化できないんだけど。特に、柴田聡子さんの弾くギターの音が最高に好きすぎて、ご飯何杯でもイケそうなほどだった。

 

テレキャスターって、あんなに最高な音するんですか。私のうちの片隅にあるのも、19才の時に島村楽器でキャッシュ(現金)で12万で買ったテレキャスターなんですけど、あんなにチャカチャカした素敵な音を鳴らせたことありません。

 

音が気持ちよくてもうずーっと聴いていられると思えた。何もかもがちょうど良くて、嫌な音が全くなかった。

 

タイトな演奏&聡子さんに歌われるあの複雑で奇妙でそれでいてキュートで切ないなくねくねメロディが、今まで体験したことのない唯一無二のグルーヴを生み出していて、予想以上に踊らされてしまった。

 

すごく独特だった。それは聡子さんがアコギだけ弾きながら歌っていてもたしかに有る、渦巻いてる吹き出してる何か。

 

 

ドラムもベースもコーラスもすごく良くてバンドも弾き語りもどちらも素晴らしかった。

Liveを観てから柴田聡子さんの曲がより好きになった。メロディがぐっと近くなった。あの空間で音が鳴ってた感じが忘れられない。

 

『がんばれメロディ』ってアルバムはもしかして物凄い傑作なのでは、って思いはじめてる。

 

 

物販のトートバッグ、デザインが可愛いから買うつもりでいたんだけど、実物が思ったより大きくて・・・。やめとこうかと思いつつ、Live後にやっぱり買っちゃった。ラミ子さんとの販促茶番劇にほだされたわけではないけど(笑)。あと、ラミ子さんて何者なんだ。

 

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ベージュ道をひた走る四十路女

去年、パーソナルカラー診断を受けて以来、

 

inuhoshi.hatenablog.com

 

劇的に選ぶ服が変わった。いや、正確には選ぶ服の色が変わった。

 

要約すると「あなたのラッキーカラーはともかくベージュ系です」という診断結果に当初は

ビーン・・・(昭和)

だったのだけれど(ベージュの服をほとんど買ったことがなかった)今や自分でも笑えるほどにベージュを積極的に選んでいる。

 

それはやはり、鏡で見た時の顔映りが断然よいから。診断結果にものすごく納得している。

 

濃い色のリップを塗ると古臭くなるし、

 

大好きだったピンクのギンガムチェックのスプリングコートを着ていると「あっ、それレインコートじゃないのね?」と言われる。(要するに浮いてたのね)

 

柔らかい色を着ている方が自分的にもしっくりくるようになってきた。

 

 

しかし。ベージュってのはですよ、プレーンなデザインだともうただの裸というか、ただの「無」に思えてしまうんですよ。実際はそんなことないと思うけど、私の感覚的に、ベージュ=肌色=裸、という図式が・・・。

 

なので、ベージュを選ぶ時にはデザインにひとひねりあるとか形がキレイだとか、何か色以外にフックを求めることになる。

 

そういうのを探すのが難しくも意外と楽しい。

好きな服の色展開になかなかベージュが無いのだけれど、無いだけに見つけた時は嬉しい。

 

こないだ買ったワイドパンツもはっきりしたグリーンとベージュの2色展開で、以前なら「なに、このみどりみどりした緑?!可愛い!」ってそっちを選んでたと思う。しかし今や「このデザインでベージュなのは偉い!」と迷うことなくベージュを選択。

 

結果、ものすごく気に入っていて「このパンツがあればこの春夏は乗り切れる」とすら思っている。

 

しかし今度は全身ベージュの色的に真っ裸なコーディネイトにならないよう気をつけないとな・・・。

 

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マットなゴールドのネックレスをするといいとのことで、買ったやつ↑

 

 

【月イチ文庫】3月『献灯使』多和田葉子

もう4月も下旬ですが、3月の月イチ文庫(書店の店頭で気になった文庫を買って読むシリーズ)。

最近、本を読むという習慣と本を買うという行為が復活したので、読みたい本が渋滞している(のでこの記事も遅くなった)。

今回選んだのは多和田葉子さんの『献灯使』。

 

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もともと多和田葉子さんは好きで、「ヒナギクのお茶の場合」「球形時間」など読んでいた。独特すぎる唯一無二の文体で、文字を読むときにしか発生し得ない何とも不思議な読書体験ができる作家さんと思っていたけれど、かなり久しぶりに著作を手に取った。

 

「世界が認めたデストピア文学の傑作」と帯にあって、多和田葉子さんの描くデストピアってどんな?!読みたい!と思ったのだ。

表紙も何だか不穏だし、そんなに楽しい話ではないんだろうなと思いつつも惹かれた。

 

案の定、すいすいと読み進められるタイプの小説ではなくて、少しずつ読んだ。フィクションなのだけれど、どきり、ずしり、とくる。もしかしてこんな未来があるかもしれない・・・という妙なリアリティがあった。

 

まさにディストピア

私はディストピアの中でも真摯に生きようとする物語に惹かれてしまう傾向があって(ピクサー作品なら断然『ウォーリー』が好き)、この作品でも登場人物が絶望しているようで時折見せるキラっと光る何かがとてもよかった。